リスキリングについて

最近、この言葉がバスワードになっているような気がする。政府がいきなり言いだした感を感じています。人的資本経営や賃金上昇、岸田首相が言うところの「新しい資本主義」の一環なのだろうとは思うが、筆者は少し懐疑的である。リスキリングとは、「会社」が「従業員」にリスキリング「させる」ということである。主体は「会社」であり、リスキリングさせることに5兆円を財政出動を行うとしているのである。確かに大企業ならば、時間人的余裕もあるので可能かもしれない。しかし、中小企業にとっては、問題である。そもそも時間の余裕もなければ、人的余裕もない中で対応できるとは思わない。またリスキリングをした人材が、雇用の流動化を起こすことも期待されているようだが、雇用の流動化は中小企業にとっては、大問題である。

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