派生

経営理念が決まるところまで来ましたが、経営理念の浸透が次の課題と言いました。経営理念伝道者の役割が必要なことも書きましたが、それだけでは、中々難しいです。じゃあどうするか。それは経営理念から派生するものを作るということです。それは何か？それは、お気づきと思いますが、ビジョンと行動基準です。ビジョンは、その名の通り、その所属する会社が夢見る世界です。目標の世界でもいいですが、目標とすると現実的すぎるので、あくまで会社にとっての理想の世界を描きます。行動基準は、社長も含め全従業員にとっての経営理念を体現するための行動および判断基準といっていいものです。営業、経理、人事、どんな部署に所属していようが、同じ行動基準を作って行動します。もちろんこの二つも従業員が率先して決めていきます。

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