上司と部下の関係
自律型組織になると上司と部下の関係が、今までと変わります。伝統的な上司と部下の関係は管理するものと管理されるものでしたが、自律型組織になると上司は、部下の相談役のような関係になります。上司は、あくまで部下の仕事ぶりを見ることと疑問や問題を解消する立場となります。そのためにその会社の経営理念やクレドなどを熟知、理解し、その実現をすることを毎日考えることになります。もちろん経営上の数字を追うことは大事です。これをないがしろにしろと言っているのではありません。経営計画は、経営計画として実現の責任を負うのです。ただ、部下を管理する方法ではなく、部下の自律性を尊重し、問題か起きた時の考え方や対処の考え方を啓蒙していく存在になるのです。そのためには、上司は人間的な成長も必要になります。パワハラなどは論外になります。